厳かな雰囲気が魅力の七夕祭りが東京にあることをご存知ですか?

厳かな雰囲気が魅力の七夕祭りが東京にあることをご存知ですか?

「七夕」と聞くと、大抵の人は「織姫と彦星による悲恋の物語」を思い浮かべることでしょう。情緒あふれる七夕まつりで2人の物語に思いをはせながら時間を過ごす、というのも楽しいものです。「明るくて活気のある夏祭りもいいけれど、自分としては落ち着いた雰囲気の七夕祭りを楽しみたい」という人には、東京で開催されている2つのお祭りをおすすめします。

■祈願祭の雰囲気が素晴らしい「神田明神七夕祭」
縁結びの神様として知られる「神田明神」では、毎年七夕の日付である7月7日に合わせて祭事を実施しています。東京都千代田区の神田にある神田明神へのアクセスは非常に良く、JR「御茶ノ水駅」もしくは千代田線の「新御茶ノ水駅」から歩いて5分以内で到着します。どちらの駅にも七夕祭りに関する大きな表示がしっかりと出ているので、方向音痴なわたしでも迷うことはありませんでした。七夕祭には全国から大勢の人が訪れます。そのため周辺地域はとても渋滞しやすく、また駐車スペースもかなり限られているので、できるだけ公共の交通機関を利用することをおすすめします。

7月7日に行われる祈願祭へ向けて、6月から短冊および縁結びのお守りが配布されます。このお守りはとても人気が高く、例年配布が始まってからわずかな日数で在庫が無くなってしまいます。ですから、どうしても欲しいという人は公式サイトを定期的にチェックして、配布が開始されたらすぐに神田明神を訪れるようにしましょう。短冊はお守りとセットになっていて、受け取ったその場で記入すればすぐに笹へ結びつけてもらえます。もちろん、短冊の提出は七夕当日でも大丈夫です。短冊が結びつけられた笹は、七夕までの期間中美しくライトアップされていて大変幻想的ですよ。

七夕当日には「豊栄の舞」と呼ばれる艶やかな舞いと共に、心願成就を祈る祈願祭が実施されます。七夕当日には「豊栄の舞」と呼ばれる艶やかな舞いと共に雅楽の演奏も行なわれます。それに続いて、神田明神の神主による心願成就を祈る祈願祭が実施されます。この厳かな祈願祭を見るために外国から訪れる人も少なくありません。演奏のスタートは午後4時からとなっています。ただし、社殿前にはかなりの人が集うため、直前になってしまうとかなり遠くから見なければならなくなります。わたしも1時間前に到着した時には社殿近くがほとんど埋まっていました。ですから、舞や演奏をしっかりと見たいのであれば、前もって場所を確保しておくと良いでしょう。祭り全体には統一感と落ち着きがあり、浮ついた雰囲気がないのでとても過ごしやすいという魅力があります。「イベント的な七夕はちょっと苦手」という人にぜひおすすめです。

■短冊を美しくライトアップする「増上寺七夕まつり」
毎年1万人以上の人出でにぎわうのが「増上寺七夕まつり」です。東京都港区の芝公園近くにある増上寺では、7月6日から7日にかけてこのお祭りを執り行っています。増上寺は東京タワーから非常に近い場所にあり、アクセスが容易という特徴もあります。JR線を利用する場合は「浜松町駅」から歩いておよそ10分程度、都営三田線を使うなら「御成門駅」から歩いて3分程度です。7月に入ると各駅に七夕祭りのポスターが掲示されていて、専用の案内板も準備されているので見つけやすいでしょう。お寺の境内には「願事書き所」が設置されており、短冊と筆記具が準備されています。七夕の夜にはカラフルな短冊で彩られた幻想的な光景が広がっていて、初めてその様子を見た時には大変神秘的な印象を受けました。残念ながら増上寺には駐車スペースがなく、また周辺のコインパーキングは参拝希望者で非常に混み合うので、可能であれば電車などの交通機関を利用すると良いでしょう。

増上寺七夕祭りの魅力は「和紙キャンドルナイトとのコラボレーション」です。日本全国の若者たちが手製の和紙を使ったキャンドルを作り、それらを境内に並べて美しい「天の川」を制作します。およそ5,000個のキャンドルによって作り上げられた天の川を見ながら織姫と彦星の再会を願う、というのも素敵でしょう。また、七夕の夜には隣接している東京タワーも美しくライトアップされて、増上寺のキャンドルライトと見事にマッチしています。「1人で厳かな七夕の夜をゆったりと過ごしたいという人からも人気が高く、わたしが訪れた時にも「1人で来ているのだろう」という人がかなりの数見受けられました。

増上寺境内への入場は無料で、当日は午後8時までライトアップが行われています。7月6日および7日には数量限定の「七夕勝運守り」が販売されているので、「七夕にあやかって運気の向上を願う」「素敵な出会いを見つけたい」という人にはおすすめです。ただし、毎年6日のお昼過ぎには売り切れてしまうので、「確実にゲットしたい」という人は6日の午前中に増上寺を訪れるようにしましょう。


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