地元の特徴を生かした茨城県の夏祭りを見に行こう

地元の特徴を生かした茨城県の夏祭りを見に行こう

茨城県と言えば、「観光地としてのイメージがない都道府県ランキング」で毎回上位に入ってしまうことで知られています。とはいえ、夏祭りや七夕まつりに関しては全国的に有名なものが幾つもあるのです。中には、茨城県らしさを前面に出したお祭りもあります。では、茨城で開催される夏祭りの中で、わたしが特に「楽しかった!」と感じた3つのお祭りをご紹介しましょう。

■茨城らしさが存分に見られる「水戸黄門まつり」
茨城が生んだヒーロー「水戸黄門」を前面に出しているのが「水戸黄門まつり」です。1961年に始まったこのお祭りは、毎年8月最初の週末に開催されています。1日目のメインは千波湖で行われる「花火大会」です。常磐線の「水戸駅」からは徒歩10分程度で、同じく常磐線の「偕楽園臨時駅」を目指していくと、すぐ目の前に千波湖が広がっています。BGMとマッチしたおよそ4,500発の美しい打ち上げ花火は圧巻です。駐車場はかなりの台数があるものの、打ち上げ直前にはかなり込み合い、場所取りも大変になることから、十分前もって会場へ到着しておくことをおすすめします。公式サイトでは花火のライブ中継がされているので、「その日は都合が悪くて行けない」という人は活用すると良いでしょう。

2日目のメインは「水戸黄門パレード」です。午前と午後にそれぞれ1回ずつ行なわれます。午前は本町1丁目から3丁目までの区間、午後は水戸中央郵便局前から大工町交差点までの区間を練り歩きます。水戸にゆかりのある有名人も多数訪れ、街全体で盛り上がりを実感することができます。このパレードに続いて、地元の学生たちや有志による「カーニバル」が催されます。リズミカルな音楽に乗って踊る若者たちは大変エネルギッシュで、わたしも行くたびにパワーをもらうように感じます。祭りのハイライトとなるのは3日目の「神輿渡御」と「神輿太鼓合戦」です。水戸の各町会が自慢の神輿を担いで登場し、通りには熱気があふれています。美しく飾りつけられた12基の神輿が一堂に会する様は一見の価値ありです。

■ねぶたが見事な「まつりつくば」
茨城県のつくば市が誇る夏の一大イベントが「まつりつくば」です。「ふるさとを感じることができるように」というコンセプトのもとで、つくばセンター広場を中心としたエリアで8月末に毎年開催されています。市の観光課と地元のボランティアが一緒になってこのお祭りを作り上げているため、地域の特色がよく分かるイベントが数多く準備されています。まつりつくばの会場へは、つくばエクスプレスの「つくば駅」で下車すると良いでしょう。駅を出るとすぐに大きなのぼりがあるので迷うことはまずありません。車で来る場合は、つくば市役所の駐車場に停めて、「研究学園駅」から「つくば駅」へ向かう、というのが一般的です。ただし、駐車場はすぐ満車になってしまうことや、お祭りに伴う交通規制があることを考慮して、わたしは電車でいつも会場へ向かっています。

まつりつくばで最も盛り上がりを見せるイベントと言えば「大ねぶた」が登場するパレードでしょう。つくばエリアを大きく勇壮なねぶたが練り歩くさまはまさに圧巻の一言です。また、同じパレードでは全国一の大きさを誇る「万灯神輿」も登場して会場を大いに盛り上げます。「ねぶたを引いてみたい」という人は事前に申し込めば参加することも可能です。ですから、「思い切り盛り上がってお祭りを楽しみたい」という人にはおすすめです。加えて、会場付近では屋台としてつくばを代表するレストランなどが数多く出店していて、来場する人のお腹も満足させてくれます。わたし個人としては坦々麺がお気に入りです。

■400年の歴史を感じさせる「真壁祇園祭」
桜川市の五所駒瀧神社で毎年夏の時期に行なわれるのが「真壁祇園祭」です。この夏祭りは400年以上の歴史を持ち、国の無形民俗文化財にも指定されています。祭りの日程は例年7月23日から26日にかけてとなっています。この4日間に渡るお祭りの中で最も盛り上がるのは、3日目に行なわれる「山車引き廻し」です。4台の大きな山車が街中を縦横無尽に駆け回るさまに圧倒されたのはわたしだけではないでしょう。お祭りの会場へ電車で向かう場合には、JR水戸線の「新治駅」もしくは関東鉄道常磐線の「黒子駅」からタクシーへ乗り継ぐ必要があります。ただし、駅から車で20分前後かかることを考えると、車で直接訪れる方が実際的でしょう。

真壁町はかつて城下町として栄えたことで知られており、街並みやお祭りの雰囲気、また参加している人たちの衣装などからもその名残を随所に感じることができます。山車を引く幹事役の人がかぶっている「カンカン帽」もその1つで、地元ならではのお祭りに欠かせない独特の趣を感じさせてくれるアイテムとなってます。「ちょっとノスタルジックな雰囲気の中でお祭りを楽しみたい」という人にはおすすめの夏祭りです。



イベント・レジャー・旅行カテゴリの最新記事