京都の日帰り温泉

京都の日帰り温泉

京都と言えば古都を思い浮かべる人がほとんどだと思います。私もかつてはそう思っていましたが、京都を深く知れば知るほどそのイメージが覆されることに気付きました。なぜそうなったのかというと、京都には他の地域と同じように温泉が幾つも湧いているからです。京都に温泉?と尋ねたくなる人もいるかもしれません。その気持ちもわかります。実際に調べてみると京都には有名な温泉が幾つもありますし、秘湯と呼ばれるような温泉もあります。

京都市内にもさまざまな泉質の温泉が

京都市内だけに限ってみてみても、6種類もの温泉が湧いていることがわかりました。6種類の温泉というのは次の通りです。

1. 単純温泉
2. 硫黄泉
3. 含鉄泉
4. 放射能泉
5. 塩化物泉
6. 炭酸水素塩泉

え、こんなにも沢山の種類の温泉があるの?と思われた方も多いと思います。京都市内は古くからある神社仏閣、祇園の街並みなどが広がっているだけでなく、温泉施設も充実しています。それぞれの効能を調べてみるととても面白いです。

単純温泉ならココ

京都に行ったらぜひ訪れておきたいのが嵐山です。嵐山には天然温泉が湧出しているのは知っていましたか?嵐山に沸いているのはアルカリ性の単純泉。いわゆる美肌の湯が沸いています。京都の温泉なんて、きっと高いに違いない、と思ってしまうかもしれませんが、どうぞご安心を。日帰り温泉施設もあるので、観光を楽しんだ後、嵐山の温泉で疲れをいやすこともできてしまいます。日帰り温泉施設があるのは阪急嵐山駅から徒歩わずか2分のところにある「京都嵐山温泉風風(ふふ)の湯」。ここは日帰り温泉のみを取り扱う温泉施設で、内湯と露天風呂があり旅の疲れをいやしてくれる人気のスポットです。https://www.hotespa.net/spa/fufu/

京都市西京区の「桂」と言えば観月の場所としても有名ですね。今は昔平安京の時代、平安貴族たちはこの桂から月を愛でたと言われています。桂にあるのが「京都桂温泉仁左衛門の湯」です。仁左衛門というのは幕末に今日で活躍した名士に由来します。泉質は嵐山温泉と同じ単純泉ですが、別の泉質の温泉も湧いているので、一回で2種類もの温泉を楽しめるのが特徴です。日帰り入浴のみですが、平日は700円とお手頃価格。京都観光で流した汗をしっかり流して夕涼みに出かけるというのもいい方法ですね。http://www.nizaemon.com/

鞍馬天狗で有名なくらま温泉

鞍馬と言えばあの鞍馬天狗を思い浮かべます。山間の鞍馬は古来修験道の山として信仰の対象になってきました。今でも鞍馬寺を参拝する人は数知れず、京都有数のパワースポットとして人気を集めています。鞍馬山を登った後、温泉で疲れを癒したい、そんな人の気持ちを叶えてくれるのが「くらま温泉」です。鞍馬温泉は硫黄泉で本来は鉱泉に属することから、名称はくらま鉱泉と呼ぶほうが正しいのかもしれません。

周囲を森林に囲まれた鞍馬温泉は露天風呂と内湯があり、硫黄泉が体を芯から温めてくれます。宿泊と日帰り温泉施設があり、日帰りで訪れることも可能です。日帰りの場合は1000円で入浴ができますので、鞍馬観光と合わせて森林浴を楽しみながらの温泉ライフを味わってみるのはいかがでしょうか。宿泊は一泊夕朝食付きで18000円からです。
くらま温泉

天然のラジウム温泉が楽しめる

京都市内には天然のラジウム鉱泉が湧出しているのは知っていましたか?京都の北白川に位置する不動温泉は天然ラジウム鉱泉として地元に親しまれている温泉施設です。鉱泉ですので沸かし湯になりますが、お湯に含まれるラジウムは気化するとラドンに変わります。ラドンは抗酸化作用がある気体で細胞の酸化を防いでくれる作用があることで知られています。不動温泉は1950年代に北白川不動院の改修工事をしていた折に湧き出た温泉施設です。以来お不動様のご利益にあやかるべく京都内外の多くの方が当時にやってくるようになりました。施設は日帰り温泉のみですが、湯治で訪れる方も多く、ゆったり温泉につかりながら体を癒すことができます。https://www.fudouonsen.com/

京都郊外の温泉

京都市内を離れ嵯峨野まで足を運ぶと京都の奥座敷おと呼ばれる亀岡の湯の花温泉にたどり着きます。湯の花温泉は戦国時代から湯治の場所として知られている歴史と風格がある温泉です。亀岡稗田野の「菫青石仮晶」は国の天然記念物に指定されている鉱物で、湯の花温泉には菫青石(きんせいせき)と呼ばれる鉱物に由来する鉱泉が湧き出ています。菫青石(きんせいせき)が変化を起こした桜石とよばれる雲母には放射性物質が含まれていますが、この放射性物質には体調を整え健康を促す作用があります。古くから傷をいやす温泉として親しまれてきた理由はそこにあります。
湯の花温泉

まとめ

京都には市内を含め、郊外にも優れた効能で知られる温泉施設が幾つもあります。京都旅行を計画する際には、温泉を巡る旅を加えてみるのも面白いですね。古都観光と合わせて温泉を楽しむというのは何ともぜいたくで、京都に来た思い出を一層深いものにしてくれるでしょう。









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