「つるん」と浸かり心地がよい香川県の温泉

香川と言えば、「讃岐うどん」ですよね。自他ともに認める「うどん県」です。人気店をめぐる「うどんタクシー」にはビックリ。大阪にもありません。あの「つるん」としたのど越しは大阪うどんも勝てません。ですが、讃岐温泉も浸かり心地では負けません。心と体を「つるん」と癒す讃岐温泉をご案内いたします。

文人が浸かった老舗旅館の湯:「琴平花壇」

JR琴平駅から歩くこと約10分。そこに「こんぴら温泉郷」(中多度津郡琴平町)があります。金比羅宮の門前に9軒の温泉宿があり、参道の長い階段を上り下りした疲れが癒せます。毎年2月上旬に開催する「こんぴら温泉まつり」に足を運べば、9軒の湯めぐりが楽しめますよ。泉質は単純放射能冷鉱泉で、神経痛や筋肉痛など効能が多く「万病の湯」と呼ばれています。実は、琴平が「うどん屋発祥の地」なのです。今も門前にうどん屋さんが軒を連ねています。ぜひご賞味を。「琴平花壇」は嘉永四年創業の老舗旅館です。あの北原白秋や与謝野晶子も宿泊したとか。山の傾斜地を利用した和風庭園が見事です。展望浴場からは讃岐平野が一望できますし、露天風呂からは竹林の香りと琴平の自然に触れることができます。お部屋は値段の安い琴平山側がおすすめです。夕食が3つのコースから選べる「グルメチョイスプラン」は1万1880円~1万9440円(2名利用)です。
琴平花壇

トレビアンなオリビアンの湯:「オリビアン小豆島」

名前は小豆島ですが、香川県で一番大きい島です。醤油と手延べ素麺、オリーブで有名ですが、温泉もありますよ。泉質はアルカリ性単純温泉で、効能は神経痛や筋肉痛などです。お湯の肌触りが「つるん」として、湯冷めしません。小高い丘に建つ「オリビアン小豆島」(小豆郡土庄町)は敷地16万㎡の大型リゾートホテルです。天然温泉、エステサロン、プール、ゴルフ場、テニスコートなどを完備しているので、1日中ホテル内で過ごせます。換気付き防音ゲージのあるお部屋なら、愛犬(小型犬・中型犬)と一緒に泊まれますよ。おすすめは夕陽側洋室です。瀬戸内海に沈む夕陽を遮るものはありません。スタンダードプラン(1泊2食付き)は9260円~2万8704円(2名利用)です。夕食は全50品の「瀬戸内旬菜ブッフェ」が味わえます。
オリビアン小豆島

パノラマが広がる最上階の湯:「ベイリゾートホテル小豆島」

「ベイリゾートホテル小豆島」は最上階の展望大浴場が自慢です。柄やサイズが選べる「無料浴衣コーナー」は女性にうれしいサービスですね。帯と下駄がセットになった色浴衣で館内を歩けます。大浴場は前面と天井がガラス張りで、瀬戸内海の景色と星空を眺めることができます。もちろん、展望露天風呂もあります。泉質はナトリウム・鉄・炭酸水素塩塩化物で、塩分を多く含み、保湿効果に優れ、身体を温めます。全室オーシャンビューで、窓の景色は一枚の絵です。島素材バイキングは小豆島の食材にこだわった料理の数々です。シェフのおすすめは魚介のカルパッチョ、サイコロステーキ、旬の天ぷら、手延べ素麺、ひしおプリンです。「オリ-ブバイキングプラン」(1泊2食付き)は1万1000円~2万6500円(2名利用)です。お部屋のグレードで料金が異なります。
ベイリゾートホテル小豆島

同じ湯元でも異なるヴィラと旅館の湯:塩江温泉郷

塩江温泉郷(高松市塩江町)は県内最古の温泉郷です。JR高松駅からバスに揺られて約1時間。日帰り温泉施設「行基の湯」は道の駅「しおのえ」の隣にあります。2018年10月に改修工事を終え、リニューアルオープンします。泉質はアルカリ性低張性冷鉱泉、効能は美肌効果や冷え性などです。おしゃれなお宿があります。「ヴィラ塩江」です。ジャグジー付き大浴場と露天風呂があります。日帰り入浴もOK。夕食は地産地消をコンセプトにした四季折々の和とフレンチが味わえますよ。「洋室B(1泊2食付き)」の料金は1万350円~1万3050円(2名利用)です。「日帰りプラン」はランチ付きで5000円(2名利用)です。純和風なら、「魚虎旅館」ですね。家族ぐるみのおもてなしが心を温めます。お部屋は洋室2部屋と和室5部屋です。貸切で利用できる家族風呂はチェックインの際に初回の利用時間を指定します。夕食は小鉢に盛られた家庭的な料理です。「魚介は・・・」という人のために、海鮮鍋か鶏鍋が選べます。一般プランは8000円~です。
塩江温泉郷

美術館のような日帰りの湯:仏生山温泉「天平湯」

日帰りなら仏生山温泉「天平湯」を外せません。高松から琴電にコトコト6駅で着きます。その外観はまるで美術館。とてもオシャレです。中庭を囲むように内風呂、露天風呂、暖温サウナが配置されています。泉質はナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉で、「つるん」とした感触です。お肌の古い角質を取り除く、女性にうれしい「美肌の湯」です。湯上りはお休み処で一休み。食事もできます。料金は600円ですが、「ことでんおんせん乗車入浴券」(1000円)がお得です。運賃と入浴券、オリジナルタオル、うちわ付きで、うちわが切符になります。発売窓口は栗林公園、瓦町、片原町など各駅です。讃岐温泉の浸かり心地はいかがでしたか。
仏生山温泉 天平湯

※本文中の宿泊プランについては執筆時のものになりますのでご注意ください。






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