「お伊勢さん」にプラスしたい三重県の夏祭り

伊勢は奈良に祀られた天照大神(あまてらすおおみかみ)が御杖代(みつえしろ:巫女)を全国に遣わせ、ようやく決めたお引越し先です。ご祭神が「この地にいようと思う」とお告げになるほど、伊勢は素晴らしい土地ということでしょう。ご祭神も約1万発の花火を奉納する花火大会を楽しみにしているはずです。でも、三重県の夏祭りは七重八重です。ご覧になると、「この地に遷(うつ)ろうと思う」とお告げになるかもしれません。

■海女さんが主役の女祭り(鳥羽)
毎年「七夕の日」に行われる「しろんご祭」(鳥羽市菅島町)は、海女さんのお祭りです。伊勢神宮の目録に「菅島御厨」とあります。御厨(みくりや)とは台所の意で、菅島が伊勢神宮にアワビなどの海産物を奉納していたことが分かります。「しろんご」とは独特の方言で、菅島の守護神「白髭大明神」を指します。しろんご浜は禁漁区ですが、この日だけ漁を許されます。磯着姿の海女たちはホラ貝の合図で海に潜り、つがい(雌雄一対)のアワビを摂ろうと競い合います。この「まねきアワビ」を最初に獲った女性が海女頭となり、崇められます。豊漁と海上安全を祈願するお祭りです。もちろん、菅島は島ですし、お祭りは午前9時30分から始まります。見物には島に2軒ある民宿に泊まるしかありません。もちろん、新鮮な魚介を堪能できます。

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■一祭三社の神輿が共演(松阪)
毎年7月中旬に松阪市で開催される「松坂祇園まつり」は一石三鳥の夏祭りです。松阪、御厨、八雲の三社から3つの神輿が参加して町中を練り歩きます。昔は「喧嘩神輿」でしたが、トラブルが絶えないため、1988年から「和合神輿」となりました。神社は別々ですが、法被(はっぴ)は揃いの「吉原つなぎ」です。約1000人の参加者が「ちょーさや」という掛け声とともに練り歩く姿がいなせで、見惚れます。神輿の担ぎ手に尋ねると、「ちょーさや」には「千代に栄える」という願いが込められているとのことです。会場は松阪駅前の一帯です。昼渡御(午後2時~3時50分)と夜渡御(午後5時15分~8時45分)があります。松阪で浅草(東京都台東区)の「三社祭」の気分が味わえます。

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■バイク(鈴鹿)と鯨船(四日市)が見もの
毎年7月末に行われる「鈴鹿8時間耐久ロードレース」はバイクの夏祭りです。「8耐」に出場するバイクの排気量は軽自動車より大きい1000cc、車体重量は165kgです。ですから、コースを時速300kmで約215周します。全車がゴールすると、メインストリートが解放され、花火が打ちあがります。前売券は5700円(モートピアパスポート付き)です。大人観戦券1枚で子供が無料招待(別途、入園券800円)となります。日中の観戦は暑い(熱い)ですが、フィナーレはスカッと爽快です。毎年お盆(8月14日、15日)に四日市市で行われる鳥出神社の「鯨船行事」は、陸上で捕鯨をする夏祭りです。豪華絢爛な4隻の捕鯨山車が張り子の鯨を仕留めます。14日(午前10時~日没)は町練り(富田町)と鎮火祭、15日(同)は本練り(鳥出神社)と宮参りが行われます。昔の記憶に触れるチャンスです。

■伊勢で全国の花火を愛でる
「伊勢神宮奉納全国花火大会」(伊勢市)は、お宮を建て替え、祭神にお渡りいただく、第59回神宮式年遷宮(1953年)を記念して始めた歴史ある花火大会です。「全国」とあるのは全国から選抜された花火師が一年の研鑽を競い合うからです。もちろん、毎年7月中旬の土曜日には全国各地から見物客が集います。当日は会場の宮川河畔が約20万人の人であふれます。おすすめは有料観覧席をゲットすることです。右岸(西側)、左岸(東側)とも自由席は2000円です。前売り券は5月19日(午前10時~)からコンビニとチケットぴあで販売します。予約すると、安心しておはらい町の「おかげ横丁」で食べ歩きができます。トイレは会場周辺に30か所あるので何とかなるでしょう。伊勢のご祭神と一緒に全国の花火を楽しみませんか。

■ゆっくりと眺める桑名の水郷花火
「その手は桑名の焼き蛤」と言われるほどハマグリで有名な桑名ですが、毎年7月最終週の土曜日(午後7時30分~8時45分)に揖斐川で行われる「桑名水郷花火大会」も有名です。揖斐川中州から1万発の花火が打ちあがり、河川敷は約18万人の人出で賑わいます。屋台が出揃う午後5時の会場入りがベストです。ただ、公衆トイレは5カ所しかありません。おすすめは「なばなの里」(桑名市長島町)です。入村料金は1千円ですが、もれなく里内で利用できる金券1千円が付きます。レストランで早めの夕食を取り、日帰り温泉で汗を流し、夕涼みに花火を観る贅沢気分が味わえます。ナガシマスパーランド(桑名市長島町)に近いので、大阪(2800円)や神戸(3200円)なら直通バスが利用できます。三重は日本武尊が東方遠征から帰途に就く際、四日市辺りで「足が三重に曲がるほど疲れた」と告げたことが由来です。三重の夏祭りは顔が三重に笑うほど楽しめます。




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