チバニアンを見に行こう!/千葉県 関東エリア

チバニアンを見に行こう!/千葉県 関東エリア

(この記事は2017年11月20日に更新されました)

・地学に興味のあり楽しみながら今話題のスポットに行きたい方
・ブラタモリなどのテレビが好きな方

この記事はそんな方に向けて書いてます。

こんにちは。埼玉県出身ミッキーです。
今回は埼玉県出身の私には永遠のライバルである千葉をご紹介しなければなりません。

2017年11月14日のニュースで、千葉県市原市田淵の養老渓谷付近にある地層が約77万~12万6千年前の時代を代表する地層として認められる見通しが高くなったと報道されました。茨城大学や国立極地研究所などで構成された日本チームとイタリアチームが競っていたところ、国際学会の投票で日本チームの申請を妥当としたとのことです。

チバニアンという名前は地質時代のなかの名称で、地質時代とは地球誕生からの歴史を、地層中の化石などから読み取れる生物の絶滅や環境の変化に基づいて区分した年代のことです。最も古い順から「先カンブリア時代」「古生代」「中生代」「新生代」と大きく4つに分けられ、さらに紀、世と細かく分類されます。258万年前から現在までは新生代の「第四紀」にあたります。1万年前まで続いた氷河時代の「更新世」と、その後に続く「完新世」が「第四紀」の中の二つの世です。
恐竜が繁栄したのは中生代の「ジュラ紀」で、この時代の地層が保たれたスイスなどのジュラ山脈にちなみ命名されています。

もし日本の地名が採用されることになると、日本では初のことです。日本チームは2017年6月に市原市の養老川沿いに露出する地球の磁場が逆転した痕跡を残す地層を申請していました。
チバニアンと命名されることが濃厚ですが、「チバニアン」はラテン語で「千葉時代」を意味するらしいです。

地球の磁場である地磁気の逆転、これがおきると方位磁石のN極は北ではなく南を、S極は南ではなく北を指すようになります。地球の深部では液体の鉄が対流しているといわれていて、この流れの複雑さの影響で地磁気の逆転が起こるといわれています。この地磁気の逆転が最後に起きたのが従来は約78万年前と考えられていたものを千葉の地層に含まれる鉱物の調査で約77万年前であることを明確にし、チバニアンのアピールにつながったようです。

千葉時代が世界的な用語になるというのは埼玉県出身者の私には悔しい限りではあります。しかし、日本の研究結果が世界的に注目されていることは日本人として誇らしいことですので、埼玉とか千葉とかそういった小さい区分ではなく日本全体で見て喜びたいと思っています。

このチバニアンの地層ですが、比較的簡単に見学することができるようなので少し調べてみました。

チバニアンは千葉県市原市の養老渓谷付近ですが、具体的には小湊鉄道線の月崎駅から田淵会館を目指して徒歩で2キロほど行ったところにあります。
電車で行く場合には東京方面から五井駅へJR内房線直通で行ってください。直通は少ないようなので、総武快速線を利用する場合は千葉駅、京葉線を利用する場合は蘇我駅で内房線に乗り換えます。東京から1時間くらいかかるようです。内房線五井駅から小湊鉄道へ乗り換えて月崎駅まで、こちらも1時間くらいかかります。その後徒歩で田淵会館へ向かいます。歩く時間は大人で30分弱といったところです。

東京駅から行かれる方は電車が便利ですが、渋谷・新宿方面のほうが近い方には高速バスで千葉駅まで行くのをおすすめします。バスタ新宿から千葉駅まで1時間15分です。乗り換えの回数は変わらないことを考えると、高速バスを経由してチバニアンを見学しに行ってはいかがでしょうか。高速バスのなかでゆっくりと周辺情報や地質情報を調べて気持ちを高めながらチバニアンに会いに行くのがおすすめです!


チバニアンについては千葉セクションと呼ばれていることもあります。市原市田淵付近を流れる養老川沿いの地層です。詳しいことをより知りたい方は千葉セクションでも調べてみてください。千葉セクションには、県道81号を養老渓谷方面に向かい、地域の集会所である田淵会館入り口から徒歩で河原に降りることができます。
集会所の田淵会館は地域の方々が使われる施設ですので、もし車で行かれる場合、無断駐車などないよう気を付けてください。

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